８．顔面マヒ・帯状疱疹・膀胱炎･痔など

●顔面マヒは早期治療がカギです。末梢性のものなら、浅い針・糸状灸・低周波治療･遠赤外線照射などで、ほとんど完治します。重症のもの、発病後かなり時間がたったもの、あるいは中枢性のものでも、かなりの改善が期待できます。顔面けいれん、三又神経痛も、ほぼ同様の治療をおこないます。 ●帯状疱疹は、子供のときにかかった水疱瘡のヘルペスウイルスが何十年も神経に潜伏して中高年になってから発病する特異な疾患です。抗ウイルス薬はあまり効きません。発疹部分に灸をすえると、痛みがやわらぐだけでなく、水疱の跡も残りにくくなります。もちろん、帯状疱疹後の神経痛にも、はり灸は有効です. ●膀胱炎はほとんどが細菌性ですが、漢方では冷えが原因と考えます。冷えが入ると血行がわるくなり、細菌が増えるのです。軽いものは針灸でよくなおります。 ●痔の特効穴は、頭のてっぺんの百会（ひゃくえ）というつぼです。痔も冷えが誘因です。痔の手術を受けたあとの小出血に悩まされていた人がいました。何度か、頭のてっぺんに灸をすえてみたところ、その出血が止まりました。 ●インポや前立腺の病気には、腰と仙骨の針、足底の灸が効きます。

１．頭痛・めまい・耳鳴・目の疲れ･不眠症				５．便秘・下痢、胃腸障害・薬の副作用など
２．寝ちがい・ムチウチ・五十肩・腕のしびれ				６．冷え性・生理痛・更年期障害・リウマチ
３．腰痛・坐骨神経痛・変形性ひざ関節症				７．かぜ・喘息・鼻炎・アトピー性皮膚炎
４．テニス肘・腱鞘炎・ばね指・ねんざ				８．顔面マヒ・帯状疱疹・膀胱炎･痔など